2月13日「これが現実」のその後


「白幡遺跡」の道路に敷かれて粉々になった縄文土器片を丹念に採取したことは2月13日のBLOGに載せました。
ダメージは考えていたよりも進んでいて洗浄もままならぬ状態でした。とにもかくにも乾燥を経て超難解ジグソー段階に入りました。これは四片を接続 固定してから五片目の作業に移る。

これは三片が接続した状態です。

同体の主な破片がこれだけあります。このほか細かな破片が60片以上有ります。これからが難しい作業に入ります。
縄文中期の300mm内外の甕ではないかと想像いたします。上から三分の一の位置を緩やかに絞った形状が想定されます。土器の模様は「縄文」が無く3mm間隔の櫛の歯状のへらでR模様を施している優雅な姿を想像します。
6種の土器片が一緒であったようです。