坂戸市歴史民族資料館

先日 「勝呂廃寺」に関し調査に伺いました。勝呂小学校の旧校舎を再生して運営しているのでしょう。当校は西隣りに立派な校舎に移っています。
玄関です。

現在企画展は坂戸市の「板碑」を特集しておりました。坂戸市は800点を越える板碑があり川越市に次ぐ多さです。数量の多さもさることながら多種多様な板碑があります。このBlogの2月17日の記事「導師の影」でご紹介した浅羽の大板碑もそのひとつですが その他にも金泥の板碑 名号(南無阿弥陀仏などお題目を文字で主尊としたもの)などです。
今回の「勝呂廃寺」の調査で直接お世話になる柳良(なぎら)氏は中世史のご専門なのでしょう 解りやすくしかも克明な素晴らしい解説が為されていました。流石です。織戸市朗さんは坂戸にはお出でではないようです。


さて本題に入り収蔵庫に参りましょう。「勝呂廃寺」関係は布目瓦と須恵器の一部だけで4段2列 床面までビッチリございます。代表的な数点は階段踊り場に設けられたショーケースに特別展示もされています。

先ず軒丸瓦から観て参ります。