2011-06-27 寺裏 白幡遺跡の南端に寺院がある。 「花蔵寺」と言う住職のいない寺院である。その本院裏が整備中なのだ。2〜3日をかけ分布調査を行った。 重機が入ったらしく遺物の壊れ方は目を覆いたくなる。 ① 「ツキ」と呼ばれている須恵器。飛鳥期のもの。南比企丘陵窯製である。 3片出土したが繋がった。他所の割れ跡も新鮮であるので 出土近辺を今日一日探ってみたが不発であった。 ② 打製石斧 安山岩製と思われる。 ③ 打製石斧 こちらの方が丁寧な造り。年代がフルのかも知れない。 ④ 両刃の欠損した一部磨製分銅型石斧。 ⑤ 刀の柄が出土した。小型なのか周りが錆び落ちたのか?