寺裏


白幡遺跡の南端に寺院がある。 「花蔵寺」と言う住職のいない寺院である。その本院裏が整備中なのだ。2〜3日をかけ分布調査を行った。
重機が入ったらしく遺物の壊れ方は目を覆いたくなる。



「ツキ」と呼ばれている須恵器。飛鳥期のもの。南比企丘陵窯製である。
3片出土したが繋がった。他所の割れ跡も新鮮であるので 出土近辺を今日一日探ってみたが不発であった。



打製石斧 安山岩製と思われる。



打製石斧 こちらの方が丁寧な造り。年代がフルのかも知れない。



両刃の欠損した一部磨製分銅型石斧。


刀の柄が出土した。小型なのか周りが錆び落ちたのか?