高麗郷古民家
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三年前に市が購入した高麗郷古民家が公開されました。二度目となる今回はこの古民家を観光・文化振興 地域コミュニティ活動の拠点として利活用するにあたり 一般からボランティアを募集するために行われたものです。
巾着田の県道を挟んで北側にあります。
県道からのヴュー
エントランスです。
右が母屋で「むつまどり(六つ間取り)」です。
西側に客殿があり 車寄せに「向唐破風」の屋根が見えます。
内部は奥の間に付書院と違い棚があり「御簾」を配置しているのが目を引きます。
奥に書斎があり凝った造りになっています。
北座敷も風情が感ぜられます。
式台構えのある客殿玄関から母屋をみる。
客間
二階の客間から
この二階の客間の襖に「桐紋」を散らした唐紙が使用されていました。
これは現在 京都高台寺園徳院にある長谷川等伯の「山水図襖絵」と同様の襖です。この図は元 大徳寺三玄院のもので天正十七年(1589年)仕事をさせてくれないので春屋宋園の留守に上がり込み 方丈の襖に等伯が山水画を仕上げてしまった。という逸話のある襖です。(撮影禁止でした なぜ???)