古民家利用計画ー私案

高麗郷古民家の規模は

    総面積  12,766.65㎡
     内訳
     宅地   3,183.65㎡
     山林   5,268 ㎡
     農地   4,315 ㎡

である。東端は巾着田を迂回した高麗川に急斜面で面し 北は竹林の傾斜面を経て 小高い丘になりテーブル状を形成している。西は長寿寺や九万八千神社 そして3軒の民家に接する。南はき既述の通り県道に面し巾着田の繋がっている。



竹林を登って北の丘の上に通じているのだが 全てが「上ノ原遺跡」域なのです。その殆どを市が買い上げました。教育委員会は程無く発掘調査を開始することでしょうが 私の拙い分布調査で縄文時代 そして後期旧石器時代も視野に入っています。発掘調査は実は「破壊行為」なのです。
そこで私案の利用計画ですが

{丘全体をドームなどで囲い 発掘したまま遺物も残して展示し保存し 閲覧できる一代歴史博物館にする。}

です。事業費は100億程度あれば出来ますが 維持費が毎年掛かります。
ドーム内は温度湿度など管理が必要です。しかし旧人が残した文化はすべての人類ホモ・サピエンスに等しく多大な恩恵を生むことでしょう。

(この私案は正式に教育委員会を通じ市長に提案いたします。必ず返答は「予算が無い」でしょうけれど)