蝉の受難


続く長雨。
不愉快なのは ひとりホモ・サピエンス族のみではありません。
このところ「ピタリ」と鳴り潜んだ蝉族の今を追ってみる。
ミンミンさんが やぶれかぶれか建屋の屋根上に踏ん張った。
滴る雫もなんのその。

          〜〜あめがふる〜〜

アブラゼミ君は如何に?

主翼の破損も ものともせずに 雨露流れる幹肌にしかとしがみ付いている。

葉上で頑張る「猛者(もさ)」もいる。


ツクツクボウシ」は狡い奴。
仲間を放って 何処やら?