万葉歌碑

巾着田のほぼ中央部 小川の合流近くにあります。
歌の読みで振り仮名が不鮮明ですので補足致します。
「放」は「さ」 「寝」は「ぬ」 「上」は「へ」 「何」は「あ」 「為」は「せ」 「愛」は「かな」です。


「高麗錦」は万葉の時代 一般民の使用できる織物ではありません。上級役人か貴族の関係者の作と思われます。また文字を書き歌を作るのは教養の一部でしょうが かなり高度です。
また高麗郡設立に活躍した高麗王の業績に 「養蚕」と「茶の栽培」を想定しますが その「養蚕」の一部として「絹織物」も含まれると思います。その上位製品が「高麗錦」であって朝廷への献上品であったかもしれません。


曼珠沙華まつり」などの折 お出かけ頂きましたら どうぞ見逃さずご覧ください。