「住民の会」の大改革と継承


6年前にこの地に移住した頃は「住民の会」は難問山積で活動も組織と住民との間に大きな亀裂があった。
「住民の会」に好意的な住民と まるで無関心 もっと言うと存在すら否定的な住民とに分離していて行事も一部の住民のものでしかなかった。「住民の会」の会費も1家族¥1200(年会費 1ヶ月¥100)だったが半分も集まらない状況で 年¥1000に下げても同じ状況が続いた。会長は根底にこの会費の問題が根強く前会長時代からの負の遺産として払拭できない点を改善すべく3年の歳月をかけ大改革に着手した。「会費の無料化」である。会長以下役員は地域の役職のいずれかに就き僅かではあるが報酬を会の金庫に入れる。市からの補助と併せ イベント毎の有志の寄付金で運営の見通しをつけた。会長も役員もイベント毎の手伝いもボランティアである。イベントの打ち上げで多少の宴(些細なものだが気持ちで)を持つことで治めている。今年で三年目である。イベントごとに収支決算書を掲示板に張り出すが現在まで赤字のイベントはありません。そっぽを向いていた住民も一人二人と参加し始めた。新たな住民の方も参加してくれるようになった。
この母子おふたりさんは一番新しい会員さんです。早速駆けつけていただきました。ありがとう。

大改革も軌道に乗りました。


しかし難問が一つあります。
これまでリーダーシップを遺憾なく発揮して頂いた会長も超高齢の域に達しております。後継者の候補も二人居りますが 来年3月の新年度に間に合いそうもないという暗い見通しがあります。現会長は80歳を優に越えております。


小さい事ですがもう一つございます。
「夏祭り」の絞めに打ち上げていた花火が 消防法の改定で中止になったしまったことです。
空き地(池付近)が60㎡不足していて2年前からの懸案ですが 解決策が闇の中を現在もさまよったままです。毎年夏祭りの時期になるとせっつかれるので 苦し紛れの解決策を次のように答えています。
「夏祭りの当日は会長を緊急入院させ 花火を揚げる。 消防が異議を申し出た折は『会長不在でうやむやに』」これしかありません。足りないものは足りませんから。
《冗談ですけれどね》