白鷺カップル


巾着田はオフシーズンで この時期になると野鳥の楽園となります。今日は白鷺のペァーがのんびりと餌を啄ばんだり 佇んだり 一幅の名画を醸し出しています。このカップルは外周の森に巣を持っていて 今年は雛を2羽育てました。
このようにのんびりしている時は 機嫌がよい証拠で30m位までは近づけさせてくれますが 遠慮して50m位置から撮影しました。野鳥がカップルの時 主に♂鳥が強い警戒を示します。左がその♂鳥さんです。白鷺は子育てが上手なのかこの時期まで子連れということはめったにありません。息子や娘を結婚させて独立して出て行かれた人間のように 手持ちぶたさな生活では有りません。♀鳥は5mと離れることはなく 安心しきって餌捕りなどをします。♂鳥は警戒をしながらその姿を見守るようです。蒼鷺は東の田や小河川に行ったのか姿がありませんでした。蒼鷺はこの時期でも子連れの3羽で行動していることが良くあります。カワセミやヤマセミは単独行動ですが多く見られる時期です。

人間の今日の来場は 3人組の「野外ナベ」組みと 山縦走後に焚き火を囲んで盛り上がっている数人の一団 ひとりキャンパーのテント組みの3グループ そしてウォーキングやジョギングを楽しむ人々です。クルマで一周して帰る不思議な人も何組か居ります。

ウォーキングには一番良い時期が今頃です。曼珠沙華の葉はいよいよ緑を増し初秋の開花に栄養を十分に蓄える時期です。