畦道を
畦道をふらふらウォーキングして3km。
見上げたら宮沢湖の堤防下に着いたではでは あ〜りませんか。ここは飯能市宮澤地区 あたりに二つ訪ねたいものがあります。そのひとつは西側の山肌にあります。まるでスキージャンプ台を登るかのごとき傾斜を辿って頂上には
中庸な祠があり 中は
整理されて仏様が居られます。寺があった所ではないでしょうか。
もう一つは東側 小畔川の橋の袂にある「馬頭観音」
丁寧な創りの悦品です。これは供養塔ではありません。外敵侵入を防ぎ衆生を多量に救う願いを籠めた碑です。
左面に造営日がありました。「文化七庚午(かのえうま)」と読めますから1810年です。
この年江戸では北斎が柳亭種彦と盛んに交流し また読本挿絵に傑作を続々生み出している年です。翌8年には弟子の墨僊(ぼくせん)と版元永楽堂の招きに応じ名古屋に登ります。新分野への果敢な挑戦を開始した重要な時期でした。
いつもの白ガア君をからかっていたら 日暮れも近くなりました。